集落に居住する調査参加者に「活動量(主に歩数)の測定」を行う活動量計と
「すれちがい通信」を行う携帯型端末を持ち歩いていただいています。
活動量計から得られるデータは客観的な運動量です。これを、主観的な健康調査(質問紙調査)の回答とともに調査参加者へフィードバックを行い、ご自身で客観的なデータと主観的な評価を比較していただいたり、健康行動へ結びつけていただいております。
携帯型端末では住民同士の「社会的接触」の起こる時刻が5分間隔で記録されることにより、その地域の住民同士の代表的な社会的接触時系列パターンとそれに対応した社会的ネットワークを確認することができます。
抽出されたネットワークと主観指標等を紐付けることで、どのようなネットワークが地域の幸福や多世代共創と関連するのか検討することも可能になっています。